Archive for the ‘その他’ Category

高見沢俊彦・小説「音叉」のこと

本日も蒸し暑い日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、2年ぶりに本のお話になります。

今月、オール読物9月号(文芸春秋)にて、直木賞の当選作、その他、著名作家作品に混ざり、アルフィーの高見沢俊彦の初小説が掲載されたので、10年ぶりに購入でした。(笑)
昨日、読み終えて、どんな感想がネット上で出ているかと探しましたが、まだだれも書いていないようです。
ギターリストが描く小説、さてどんな文章、ストーリー、描写が出てくるのか、わくわくしながら読みました。

でも、残念ですが、タイトル「音叉」とはいかない内容ですね。
おそらく、編集者もわかっていながら、出したのでしょう。

70年代の世相、ロックシーン、どれも新鮮味が出ておりません。
青春小説でも、音楽小説でもない、なんというか感想文のような、そんな感覚でした。
文章を書く点で、出直しが求められる、そんな感じがして、残念です。

1字、漢字で「荷担する」という字が出てきたので、変な気がしたのですが、普通に書くと、「加担する」が一般的ですが、この字は、「荷担する」が、昭和初期から、昭和30年代位まで、使用されていたようで、現代では、「加担する」が、一般的に使用されているとのこと。

ですので、70年代が舞台なら、当然、「加担する」が表記的にしっくりくると感じましたが、どうでしょうか。
本日の感想でした。

| 2017/08/29 16:57 | その他 | この記事のURL |

ベルリン飛行指令

皆様、今日は。まだ暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本日、久しぶりに本の紹介コーナーになります。

書名「ベルリン飛行指令」著者 佐々木譲

今から20年以上前の作品ですが、文庫本、以前、購入して読まずにいた記憶があります。
それが、今年、再版されて書店のタナに並べられておりました。
一目みて、購入したわけですね。

さて、時は1940年(昭和15年の11月~12月にかけて)
当時、日本は日独伊の三国同盟を締結したばかりでした。

ドイツではヒトラーが、日本の新戦闘機、零戦のことを知り、ぜひドイツでライセンス生産をしたらどうかという提案を軍部に進言。
その結果、2機の機体が選べばれ、2名の搭乗員が選ばれることになりましたが、この機体をどうやってドイツまで、ベルリンまで運ぶか、いよいよ物語がスタートです。

作者の飛行機の知識、当時の世界情勢の緊迫感、その他、日本からベルリンまで1万キロ以上の距離をどうすれば無事に到達できるか、すべての不可能をどう克服して行くのか、本当にすごい冒険小説ですね。

以上、多くは必要ございません。
ただ、零戦の飛行を感じてください。あくまでも冒険小説の世界にてですが。

ベルリン飛行指令

| 2015/08/22 17:18 | その他 | この記事のURL |

天の梯子(そらのかけはし)

2009年5月15日発売の文庫本「八朔の雪」から、5年目にして、とうとう10巻目の完結を迎えた、高田郁著:みをつくし料理帖シリーズです。
今回のタイトルが「天の梯子」になります。

江戸時代で、女料理人の澪(みを)が主人公ですが、テレビドラマ化されて、おそらくトータルで数百万部の売り上げがあるかと思われます。

ここで、登場する主人公を含めて、誰もが発する心から納得するセリフ、文章のうまさが全ての巻に感じられるのですね。
これだけの文章、江戸庶民の生き様の描き方、とくに食に関するセリフ、表現、おそらく、いままでの時代小説にはないと思いますが、いかがでしょうか。

また、今のテレビ局のドラマ作家、脚本家に問いたいですが、この本、文章を読んでどんな感想を持つのでしょうか。

ストリーも重要ですが、もっと大切なものが、セリフの中にあるのですね。
あるテレビ局が、月9で盛んに宣伝しているドラマがありますが、あそこで出てくるセリフ、脚本とは天と地ほどの差があるのですね。

本当に良いものは、これからも、読者の心の中で生き続けるはずです。

本日は、狭小住宅とは関連がない話になりましたが、さて最終巻の顛末はどうなるのでしょうか。
みをの願いが、天に届くこと期待しております。

天の梯 みをつくし料理帖

| 2014/08/29 15:44 | その他 | この記事のURL |

遂に刊行、大江戸恐竜伝(夢枕 漠)

皆様、こんにちわ。
12月も残すところ、2週間を切っておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、今読んでいる本の話になります。
冒険小説というか、空想時代小説というか、夢枕 漠の単行本が11月より連作で5冊分の3冊目までが刊行されております。

時代は、江戸時代・明和八年(1771年)に始まる大江戸恐竜伝というタイトルですね。
主人公が平賀源内で、彼が龍骨、今でいうところの恐竜の化石を見たところから、ストーリーが展開して行きます。

平賀源内ですが、当時の人間としては、すさまじい知識を有している模様があちこちで散見されます。
本草学者、画家、戯作者、医者、鉱物資源開拓、発明家、今回は船の設計者としても描かれているのですね。
ストーリーは、実際にお読みになって楽しんでください。

しかし、辞書もない時代に、オランダ語にも通じて物理学の知識もない時にすでに、電気に関してもエネルギーとしてとらえていた感覚、凄いの一言ですね。
人間観察としても、非常に面白い本です。
4巻は12月末、最後の5巻目は、来年1月に刊行されるとのこと、待ち遠しい連作ものです。

作者の得意な中国古典からの引用、漢文に触れるのも素敵ですね。
以上、本日のブログでした。

大江戸恐竜伝

| 2013/12/18 14:14 | その他 | この記事のURL |

早稲田大学所沢キャンパス訪問

皆様、こんにちわ。
8月も本日で終了ですが、まだ残暑が厳しいですのでご注意ください。

さて、昨日、本当に久しぶりに大学キャンパスを訪問しました。
早稲田大学の所沢キャンパス:人間科学部になります。
ここで、30年来の友人が社会学(イスラム・中東社地域専門)を教えているのですね。

昼すぎに訪れたのですが、現在、大学は夏休み中でして、学生も少ないですので、狭山丘陵に開けたキャンパスは、自然環境も豊かで森閑としておりましたが、研究室、図書館、8階の展望室というか窓からの眺めも緑が多くて、心が穏やかになりそうですね。

何十年振りかで、自分も学生時代に戻ったようで新鮮な感覚になりました。

人間科学部というのが、学部生対象になり、学術院というのが院生対象に設置されております。

しばし、研究室で、大学案内とか読んでおりましたが、講義項目の覧で多彩な講義科目が掲載されていて、語学系、インターネット系、スポーツ科学系、社会学系、建築学など、興味がつきないですね。

英語のみで授業をするクラスも数件あり、語学が好きな学生でしたら、いろいろな利用方法があるかと考えてしまいます。

帰りに、友人の車で、近くにある狭山湖周辺をドライブしてもらいましたが、ここは、穴場ですね。
東京からも近いし、絶景スポットも多いようですので、四季おりおりの季節が満喫できそうです。

今日は、初めてのキャンパス訪問に加えて、穴場まで紹介してもらい、とても楽しかったです。ありがとう。
又、秋とか来春とか、来たいですね。

早稲田大学人間科学部

| 2013/08/31 16:38 | その他 | この記事のURL |
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