本日、本年度INAXデザインコンテストにて、スモールハウスがプロデュースした「久我山の住宅/G邸」が入賞した旨、杉浦事務所・杉浦宏幸氏から連絡が入りました。
作品名は、杉浦事務所：（ｈouse G）となっております。
G邸は、変形三角地の上に建つ、ユニークなデザインが際立つ狭小住宅です。
杉浦氏によるると、近年、INAXデザインコンテストのレベルもアップしており、それなりの作品でも入賞は厳しいとのことです。
杉浦氏は、数年前にも狭小住宅の作品にて入賞を果たしておりますが。
とにかく、今回の入賞はスモールハウスとしても、うれしい限りです。
杉浦氏、及びG様、おめでとうございます。
ちなみに、昨年ではスモールハウス登録建築家の日比生氏が入賞しております。
詳細は、第29回INAXデザインコンテストのサイトをご覧ください。
昨日、新規登録予定の建築家、Flat Houseの坂野 由典（さかの よしのり）氏と面談致しました。
3年前に、テレビ東京「完成ドリームハウス」で放送された、鶴川の家：小田急線「鶴川駅」近辺で傾斜地に建つ多角形の奇抜な形が、非常に印象深い建物の設計者でもありますが、彼と歓談していると、性格によるのでしょうか気持ちも和みます。
最近作では、現在設計中の世田谷の上町の住宅が狭小地でもあり、狭小住宅としても、非常に個性的な形状をしていて、これが完成したら、素晴らしい住宅作品となる予感がしております。
是非、スモールハウスでも、第1作目になる狭小住宅を実現してほしいと思いました。
鶴川の住宅
本日のタイトルですが、作家、高村薫氏の直木賞受賞作である小説タイトルです。
賞はちょうど、15年ほど前でしょうか。
映画化もされております。
おそらく、皆様の中でもご覧になった方もいるかと思いますが、この小説にまつわる話で、まだ誰も上げていない秘密をお話します。
実は、この本を読んでいて、すぐに主人公の心理描写や山岳シーンの連想描写で以前読んだことのある推理小説を思い浮かべました。
30年以上も前に書かれた、アメリカのベストセラー作家であるローレンス・サンダースの代表作、The First Deadly Sin. （邦題:第一の大罪）です。
この中での主人公の出だしの山中での回想シーンから、異常な殺人事件の凶器の特定など、マークスの山と非常に共通する点が多いのです。
文章も似ています、といっても原書で読んだ感覚ですが。
おそらく、高村氏もこの本を読んでいるはずです。
とすれば、ローレンス・サンダースのこの本も最高ですね。
以上、本日の余談になります。
昨日は曇り空にも関わらず、テレビや狭小住宅の雑誌でお馴染みの設計工房/久保宗一氏の「大井の住宅」のオープンハウスが開催されて、約21組もの参加者を数えました。
参加された皆様、ありがとうございます。
当日の盛会の様子ですが、写真をご覧ください。
スモールハウスのホームページ上でも、平行してアップして行く予定です。
では、ひとまず、お知らせまで。
11月1～3日、スモールハウス登録建築家、オアシス・岡本浩氏の自邸、新築完成オープンハウスが東横線沿線にて開催されました。
様々な、狭小住宅でも使える工夫がしてあり、一般のお客様はもとより、プロの方にとっても魅力的な住宅と映ったようです。
大盛況とのことでした。
岡本邸、おめでとうございます。
では、当日の盛況ぶりを写真にて、ご覧ください。
