Archive for 2011年8月

最近読んだ本:心星ひとつ

最近購入した本の話になりますが、高田 郁の「心星ひとつ」というタイトルの文庫本です。

みをつくし料理帖のシリーズ文庫本で6冊目となります。
江戸を舞台とした、女料理人の物語ですが、毎回、読むたびに心に響く小説ですね。

主人公の澪と幼ななじみの野江の二人の境遇が、大雨と洪水で、肉親、家の全てを失ったところからスタートして、6冊目、今回の東北大震災と同じ災害なのですね。私も読みはじめて、数年経ちますが。

決して、フィクションと言えない、痛みと苦痛があります。
でも、書店で見つけた途端に買いました。

まだ、今度の本は、途中までしか読んでおりませんが、その中で賄い飯が出てきたので、今日は、その話になります。
残った冷飯をどんぶりに盛り、熱々のお豆腐を乗せて、その上に葱を刻んで、鰹節を薄く切り、おろした生姜を乗せ、最後に醤油を少しタラして、混ぜて食べるシーンですね。

これぞ日本人という賄い飯ではないでしょうか。
おそらく、食欲が出ないときでも、どんどん行けそうですね。

それにしても、「心星ひとつ」というタイトルのなんと、切ない題名でしょうか・

この頃の芥川賞、直木賞作品のタイトルには、絶対登場しない名称ですね。

時代劇だから、当然という答えでは、いい尽くせいない響きが、このタイトルにはございます。
以上、本日のブログでした。

心星ひとつ

| 2011/08/28 19:57 | その他 | この記事のURL |

「品川区の住宅/S邸」オープンハウスにて

皆様、こんにちわ。
先日21日(日)昼過ぎより、品川区、戸越公園近くにてS邸のオープンハウスが実施されました。

お盆あけで、一息つきたい時期にも関わらず、スモールハウス系と、その他、現地周辺の方を含めて、14組30名近い方がおいでになりました。

その中で、例により、設計工房の久保氏、又、充総合計画事務所の杉浦 充氏など、いつも参加されて、大変、心強いです。
又、今回担当の工務店:小川建設の担当、瀬野さんのお知り合いの建築家の方も数名いらしたようで、ありがたいことですね。

今回の狭小住宅、なんと言ってもそのロケーションの一語につきますが、それをより効果的に演出した設計:角倉剛氏のセンスも随所に光ます。

1Fに大きなガラス越しの車庫。
2Fに、リビング、ダイニング。
3Fに、寝室、書斎を配したゆとりある空間構成。

参加された方、全員が、その豊かな感覚を賛辞しておりました。
では、建物の外観と、リビングの展示家具の写真をご覧ください。

外観

リビングの展示家具

| 2011/08/25 2:31 | オープンハウス | この記事のURL |

狭小住宅施工実績、58棟に達する

皆様、こんにちわ。
お盆の帰省ラッシュもそろそろ終了ですが、今年のお盆休みはいかがお過ごしでしょうか?

本日は、スモールハウスのホームページ上にて、今日、現時点でのトータルでの狭小住宅施工実績というか、施工事例数のお知らせになります。

今月で、施工例が58棟になりました。後、2棟で60棟になります。

今現在でも、進行中の物件が数例ございますが、その中でもリフォームの事例が3棟程ございます。
担当は、新人の建築家でもある、アナザーアパートメントの小林 剛(こばやし つよし)さんと、充総合計画建築事務所の杉浦 充さんになります。


アナザー・アパートメント
小林 剛氏

これらのリフォーム事例をご紹介出来たら、また違った視点での試みとして興味が出てくるはずです。
皆様、ぜひ、ご期待ください。

又、新規で設計段階の狭小住宅も、どんどん進行しております。そちらのお知らせも適宜行いますので、ご期待ください。

| 2011/08/18 14:42 | 狭小住宅 | この記事のURL |

「品川区の住宅/S邸」オープンハウスが21日 (日)開催されます!

鉄骨3階で、見どころがある狭小住宅施工例、品川区の住宅/S邸・オープンハウスが21日に開催です。
お時間のある方は、ご期待ください。

設計:角倉 剛建築事務所
施工:(株)小川建設の名コンビにて、素敵な狭小住宅が実現されました

●場所:大井町線「下神明駅」徒歩圏
●日時:8月21日(日)午後1:30~5:00
当日は、家具屋さんの展示もご覧いただけるとのことですので楽しみですね。

近隣には、公園もあり環境が非常に良い土地柄となりますので、参加希望の方は、メールにて、住所・氏名・TELを明記の上、お申込ください。折り返し、現地地図など、お知らせ致します。

では、皆様のご参加、お待ちしております。

※締め切り:8月20日(土)午後6時

模型

概観

| 2011/08/13 7:56 | オープンハウス | この記事のURL |

新しい古本屋、発見!

昨日、8月9日になりますが、いつもの様に中央線「西荻窪駅」北口近くにある喫茶店に向かう途中でしたが、そこで小さな古本屋が店を開いているのを発見致しました。

以前、そこがどんなお店か、ほとんど記憶になかった位でちょっとびっくりしました。
ガラス戸越しで、内部が見えたので、わかったような次第です。

小さな4坪位のお店で、早速、店内に入って雰囲気を感じてみたいと。
内部は、古本屋的なリフォームという感じではなくて、意外とシンプルな内装でスッキリしておりますね。

肝心の店名ですが、たしかtimelessという名前だったと思います。
お店の命名ひとつとっても難しいですが、なかなか面白い名前ですね。

さて、品そろえはどうかと、ざっと店内を見たところ、小説とか文庫の類が以外に少なくて、外国のファッション系の類、又は旅関連の本、デザイン関連の本、写真集がメインでした。

その中でも、以前5年前位でしょうか。新宿の紀伊国屋南口店で見たことのあるレコードのジャケットばかりを集めて、1000とか2000枚だと思いますが、一冊の洋書にまとめたものがありましたが、ここでの売値が2000円でしたので、次回まであれば考えようと、まだ買わないことにした本が気になります。
おそらく、この本は売れると思いますが、皆様には、その理由がおわかりでしょうか?

帰り際に店主の顔を見たら、まだ20代後半といった、とても若い方でした。
こんなに居心地の良い、路地を入った場所で、こんなに自分の好きな本を眺めて、それが仕事になるのなら、他の仕事はもう出来なくなりますね。

ただし、商売となると別でしょうから、今後は売れる本をいかに仕入れるかにかかってくるはずです。
以上、本日のブログでした。

| 2011/08/10 16:27 | その他 | この記事のURL |
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