Archive for 2009年3月

建築家と事務所

仕事柄、色々な建築家事務所を訪れますが、多くは狭小住宅が得意な、又は狭小住宅で有名となった方々です。
そして、その場所と雰囲気(スタッフを含めた)など、それぞれ特徴があり興味深いです。

4年前でしょうか、都心に事務所を構える若手建築家を訪ねたときでした。
その事務所は色々な職種の事務所の共同スペースでして、建築家はそこの一画のスペースを仕切ってオフィスにしておりました。NEW YORKのSOHOのような感じでしたね。

その建築家も最近は出世して、近くに自前のオフイスを構えるまでになりましたが、やはり、若手とはいえ、一歩先に抜けた才能を感じておりましたので、なるほど、という気はしております。

さて、本日ご紹介する事務所ですが、スモールハウス事務所よりも近くて、出やすい場所:中央線「吉祥寺駅」徒歩5分にある、スタジオ・ノア、森事務所になります。

下に掲載しているのは森氏とスタッフの方の写真です。先日の面談時に撮りました。
実は、森事務所ですが、3月中にやはり吉祥寺駅 徒歩3~4分にある規模が大きな場所に移転するそうです。
ほぼ18年も吉祥寺に事務所があると、別の地域には移転しにくいようですね。

次回は、新規の事務所にての写真を載せたいです。
なにはともあれ、新規の事務所を構えるということは、喜ばしいことです。
森事務所のますますのご発展、お祈りしております。

中央線「吉祥寺駅」徒歩5分にある、スタジオ・ノア、森事務所

| 2009/03/05 14:59 | 建築家 | この記事のURL |

古本屋さんとの相性

中央線沿線でよく行く古本屋に、高円寺の都丸書店、大石書店や、吉祥寺のサンロードにある外口書店があります。
これらの書店で、主に小説の新刊本(単行本)か、文庫本を購入しますがいつもある現象に遭遇します。

特に、外口書店と大石書店で多いのですが、購入した本の間に名刺とか、謹呈とか贈呈とか書かれた栞(しおり)が挟まっているのですね。乞う、ご講評などとも書いてあります。

以前から気になっていたのですが、おそらく作家か評論家が、定期的にこれらの書店で、本を処分するのではないかと考えておりました。

最近ですが、その証拠を見つけました。川本三郎(作家で評論家)が、よく行く古本屋で、店主と付き合いがあり、そこでよく本を処分すると、ある本で書いておりましたが、その中の本屋が上記の一つでした。

本を売るにしても、買うにしても馴染みの本屋があるというのは良いものですね。
やはり、気が合う店主とのやり取り、会話というものが、これらの古本屋で可能なのでしょう。

BOOK-OFFでは見られない光景が残っている、そこにはまだ、昭和の香が漂っているのでしょうか。
これらの栞に又、出会いたいと思いました。

| 2009/03/02 17:45 | その他 | この記事のURL |
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