Archive for 2009年5月

「西新宿の住宅」地鎮祭

本日、午前中ですが、「西新宿の住宅」の地鎮祭がございました。
小雨模様でしたが、雨の合間で無事終了です。

ビルの谷間で、典型的な狭小地でどんな狭小住宅が実現するか、非常に楽しみでもあります。
設計は、スタジオ・ノアの森信人氏で、施工は(有)匠陽になります。

今回の住宅ですが、RC造にて、地下+上階となり、シンプルでコンパクトかつ、ローコストにもチャレンジしております。

収納空間として、地下をいかに上手に利用するかと言う点で、おそらく見ごたえのある狭小住宅となるはずです。
その他、光の取り込み方など、いかに明るい空間をつくるかという仕組みにも注目してください。

以上ですが、皆様、ぜひ、ご期待ください。
5~6ヶ月ほどで、完成予定だと推測しますが、今回は、ぜひビル街という場所がらオープンハウスを開催したいです。

「西新宿の住宅」の地鎮祭の様子

| 2009/05/30 21:59 | 狭小住宅 | この記事のURL |

SSIDE(サイド)建築設計事務所

昨日、SSIDE(サイド)建築設計事務所の杉山さんが来社されました。
今回、新たに出来た事務所のパンフレットをお持ちになりました。

写真のパンフレットが、それです。

SSIDE(サイド)は、若手の建築家3名で活動している建築事務所ですが、今までに狭小住宅のムック本、狭小住宅PART6,PART7に作品が掲載されており、又、海外向けの英語版 Small House Tokyoにも多くの作品が掲載されれおります。

今回の新規パンフレットの文面にも余計なことは一切省いて、シンプルな構成となっております。
中でも、<花は主張しません、鳥はかざりません、でも美しい。そんな建築を目指しています。>

というフレーズが、私は気に入りました。

ぜひ、期待したいですね。

SIDE(サイド)建築設計事務所パンフレット

| 2009/05/29 12:45 | 建築家 | この記事のURL |

自邸狭小住宅プロジェクト(モグラハウス)No.10

ご報告します。本日、モグラハウスの敷地に関して本契約となりました。

これで、本日から自分の土地となったわけです。
2月の手付契約以来、3ケ月かかった理由ですが、ちょうどこの狭小地、以前は資材置き場であり、その前は、裏の南側にある大きなお屋敷に、上水と下水とガスなども含めて引いていた状態でした。

そのために、埋設管関連を全て、除去したり新たにメータを設置するなど、それなりの工事が必要だった訳です。
そこで昨日、現地担当の不動産会社の人と現場で待ち合わせて、工事結果の確認となった次第です。

では、その時の現地、最新の写真です。午後6時以降でしたが、まだ明るい感じでした。

敷地もすっきりして、私自身もひと段落した感じで写真に収まっております。
敷地奥から前面道路、北側を見た写真も載せております。

今後ですが、設計が終了しますので、6月を目途に確認申請と建物本体のローンを申し込むつもりです。

話はどんどん進んで行くものですね。
次回は、設計の最終段階と地盤審査も行うことになりそうです。

ますます、楽しい前進が続きます。
一体全体、どんな狭小住宅が出来るのでしょうか!

モグラハウス施主 スモールハウス代表 鈴木茂

敷地奥から前面道路、北側を見る

狭小住宅オープンハウスの結果です

昨日、井の頭線沿線にて「富士見が丘の住宅」オープンハウスが開催されました。

建築家は、狭小住宅有名人、久保宗一氏と工務店は、これも狭小住宅が得意な(株)匠恵塾とのコラボになります。
小雨が降る前半でしたが、途中から陽もさしてきて、40組以上、総勢でも80名以上の参加者がありました。
皆様、ありがとうございます。

又、今回の建物は非常にユニークでして、施主自らがその点の解説をプレゼン形式で、各部屋の入り口に展示していただきました。
おかげで、なぜこの様な素材が使われたか、どのようにしてそれらを探すことが出来たかという方法も知ることができ、納得させられた次第です。

実は、施主のテイストは、私自身のそれと近いものがございます。
「倉」を意識した、黒の外観。重厚な一味も二味もある玄関扉、1階には落ち着いた茶室も配しております。

話は、つきない程ありそうですが、では「倉」風な写真を、ぜひご覧ください。
当日の様子も1枚載せております。

「富士見が丘の住宅」オープンハウスの様子

倉風の外観

| 2009/05/25 19:58 | オープンハウス | この記事のURL |

自邸狭小住宅プロジェクト(モグラハウス)No.9

今回は、モグラハウスの狭小住宅プロジェクト第3回目と第4回目の2回分の打ち合わせに関してです。

前回は、1Fのつくり付けの棚と墨モルタルのフロアー部分に関してでしたが、今回の2回分は、2Fのつくり付けの棚と、フロアー部分と離れの趣味室の棚の部分や1F及び、2Fのコンセントと、スイッチの位置や、ライトの種類、位置の確認が主になります。

回を重ねるごとに、だんだんと判明してきた点もございます。
言わば、細部の詳細が分かり始めたということですね。

まず、非常に興味がある点ですが、建物の内径が1.67mになることです。最初にお知らせした、間口1.8mというのは、壁の芯から、芯の間隔がその数字でした。1.67mですが、予定の範囲内で、問題ございません。

次に、1Fのダインニングの天井高ですが、なんと2.7mもございます。2Fの天井高も2.6m台はございます。
では、なぜ、こんなに高いのでしょうか?
それは、天井がそのまま、あらわしで、構造材が剥き出しのまま出来ているせいですね。天井にはる板が必要ないわけですね。

それと、らせん階段に関しても、おもしろいことが分かりました。
1Fの中庭にでる場合ですが、ちょうどらせん階段の下をくぐり抜けて、庭に出るわけですが、その高さが1m65cmほどになるとのことで、私の背丈では、6~7cmほど、頭を引っ込める必要があるとの点ですね。

これは、少々不便ですね。
でも、この不便さも、楽しんでしまうつもりです。

この辺のことは、実際に図面が出来た段階で分かってきたことになりますが。

又、中庭部分ですが、最初の予定では、南東の角に地面を出して、そこに庭木を植える予定でしたが、空き地を止めて、全て厚い木材を敷きつめることになりました。これは、地面の湿気の問題を回避するためです。

ですので、植栽は鉢植えで検討することになりそうですね。
その代わりに、1Fの駐車スペースの端に、植木をうえるコーナーをとりましたので、外部分もどんな木を植えるか楽しみです。

以上が、第3回と第4回の打ち合わせに関してでした。

次回は、5回目の打ち合わせで、図面が完成する予定です。
では皆さま、次回、5回目もご期待ください。

モグラハウス図面

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