極秘:自邸狭小住宅プロジェクト(モグラハウス)No.3

本日は、モグラハウスのラフプラン、第1案に関してのお話です。

私がこの土地の形状を見て最初に思ったことですが、実は潜在的にうなぎの寝床地にあこがれておりましたので、とうとう出たのかなという点でした。とうとう理想の狭小地、極細の土地に出会えたな、と。
次に、ここで建物本体の幅はどの位取れるかという点でした。

そして、久保氏に相談して、ラフプランが出た訳ですが、その結果、幅で約1.8m、奥行きで約14mの建物が出来るということが判明しました。
この幅1.8mの間隔ですが、皆様はどう思われrますか?ここに、住み手の主観が入ることになります。

実は、この幅ですが、現在の私が住んでいる中野の家の台所の幅と同じだったのですね。
ちょうど両手を広げて、数センチ足した幅と同じです。すなわち、台所がそのまま、約14m奥まで、続くということですね。

周囲になにもない外で、幅1.8mを感じるのと、実際に台所で、壁と壁の間の1.8mの空間とでは、感じ方が全然異なります。台所の幅1.8m空間が、私にとっては、決して狭い空間ではないのですね。

そして、その空間が、14m先まで伸びると言う点で、非常におもしろいと感じたのです。
後は、間取りをどうすかという点ですが、これも、久保氏に余り指示をした訳ではございません。

ただ、40/80ですので、空き地の部分が、そこそこ出そうですので、中庭を取れたらとりたいということと、1階にスモールハウスの事務所スペースも出来たら入れたいという点ぐらいでしょうか。
そこで、接客もしたいと考えました。

そして、このモグラハウスを狭小住宅のモデルハウス・モデルケースにしたいとも考えておりました。

外観はどうするか。これも名称がモグラハウスですので、黒系の色で、シックに行こうかと。
(実際のモグラですが、その毛は、ビロードの様に、滑らかでちょっぴり灰色がかった黒系の色ではないかと思います)

以上のイメージだけ、最初に彼に伝えました。

まあ、彼との付き合いもかれこれ、14年位ですので、なにも言わずとも、私の家に対する思いが分かっているようです。

では、本日はこれにて。次回、ラフプラン平面図の話になります。

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